2019/08/19 10:27
2019年7月にEcoFemmeの布ナプキンが作られている南インドAurovilleに行き、
売り上げの一部で行われている活動「pad for pad」を見学しました
それまではインドでは単純に生理用品の普及率がまだまだ低いのだと、
貧困で生理用品が買えない、家族に理解がなく自分で生理の手当てができない女性が多いのだと勝手なイメージも持っていました
pad for padは中学校の授業の後、女子生徒だけを集めて行われました
一見して日本の同年代の女の子と変わらない、むしろより活発に見えた女の子達
この中で生理用品が買えない女の子がどれだけいるのだろう?
今日生理で学校を休み、この授業に出られなかった子もいるのだろうか?と思いました
その答えは
わかりません
日本ではほぼ全ての女性が清潔な生理用品を身につけていると思いますが、
中にはナプキンを買えない女性もいるかもしれません
それを確かめることはできません
インドでも同じで女の子達を見る限り問題はわかりません(学校の担任の先生はご存知かもしれませんが)
「pad for pad」は布ナプキンの無料配付をはじめ、月経の仕組み、体調や衛生管理、各生理用品のメリット&デメリット、
半年後の布ナプキンの使い方のアフターフォロー含むセッションです
月経が始まる年頃の「13-14歳の女の子」にターゲットを絞って行われます
インドは発展途上国でトイレの数も少なく通常の排泄処理も日本より適当であるため、
女性がそれぞれどうやって生理の手当てをしているかの実態もよくわかっていません
それは貧しいからではなく、お金はあっても不浄なもの(トイレ)を生活エリアに置きたくなかったり、
地域の風習として排泄物は大地に還されるものとされていたり、宗教上の理由だったりと様々です
もちろん女性の地位がまだ低かったり貧困問題もあると思いますが、
ただ生理用品を配っても現状を変えるのが難しい背景があるのです
インドではゴミ処理のインフラが充分でないなど日本と比べられない深刻な一面もあり、
洗って再利用出来る布ナプキンを早急に普及させる必要があります
公共女子トイレに貼ってあるEcoFemmeのポスター
上段は使用済み紙ナプキンが野良犬や男性の目にさらされているところです
pad for pad は女性が環境に左右されず、自分なりに清潔に生理の手当てを行えるようしっかりと導く素晴らしい活動です
EcoFemmeの布ナプキンは使いながらインドの女性を支援することが出来る素敵な商品です
布ナプキンを使って一緒にインドと繋がりませんか?
インドの布ナプキンのお店MAKHANA
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